不動産投資の世界

不動産投資業界歴10年の知見を活かし、不動産投資のノウハウをブログで公開しています。

【買増し編】メリット

大きく分けるとメリットは3つ

①リスク分散ができる
②キャッシュフローとキャピタルゲインで利益を上げる
③複利効果がある

①リスク分散ができる

買い増しによるリスク分散の効果は、区分マンション投資の方が効果はあると思います。
1棟不動産投資の場合は建物全部を保有するので、1度の購入で複数部屋を保有することになります。
なので1部屋空室になっても大きな損失にはなりませんが、区分マンション投資の場合は「1部屋」を保有するので、持っている部屋数が1部屋しかない場合は、空室が損失に繋がり易いのです。

故に複数部屋を保有している方が、万が一空室若しくは災害被害があった場合でも、利益を生めている部屋で損失分を補填することが可能となります。

②キャッシュフローとキャピタルゲインで利益を上げる

不動産投資の場合でいうと、家賃収入から必要経費や返済額などを引いて残るお金の流れのことキャッシュフローといい、保有物件の価値が上がった時に売却して得た利益のことキャピタルゲインと言います。


100%とはいいませんが、不動産投資は回転率を上げて空室率を下げてナンボの投資方法です。また、売却する時には「買わなきゃ損な物件なんだ!」と思って貰えるような付加価値をつけることで、高値で売却できる可能性を高めます。
故に、利益を安定して生み出すという事は、その保有している不動産の価値も上がるのです。

つまり、「安定運用できる=キャッシュフローが伸びる」と同時に、「物件の価値が上がる=キャピタルゲインも伸びる」という二面から利益を得ることができるのです。

③複利効果がある

1つの不動産で安定した家賃収入を得られたから、2つ目を購入したとします。
その場合の元本に1つ目の不動産から得た利益を充てることで、自身の負担を減らすことができます。
また、2つとも順調に家賃収入を得られたからと3つ目の購入を検討した場合も同様で、2つの不動産で得た利益を3つ目の元本に充てることができますので、得た利益だけで元本を賄う事も可能になるのです。

買い増し時の元本だけではなく、考えていたよりも早く返済が完了する事も可能になってきます。
これを複利効果と言います。