不動産投資の世界

不動産投資業界歴10年の知見を活かし、不動産投資のノウハウをブログで公開しています。

入居者がいつの間に増えている!?

私が長年不動産業に浸かっていた時の経験を基にして、【現実あるあるシリーズ】を書いています。

オーナー様にとって、よくあるトラブル情報を事前に知っておくことで、先に何らかの回避策を打つことができたら良いなと。お役に立てたら幸いです。
また、賃貸入居者様には、ルールの再確認としてお役に立てたら幸いです。

人の口に戸は立てられない

①遅い時間にズンチャカうるさい。
②「ペット禁止」の物件でペット飼っていることが発覚。
③入居者、実は無職になってる

などなど・・・管理会社へ入居者情報の提供率が高いのは、実は近隣住人が多いのです。
メンテナンスなどで建物に行った時に、バッタリ住人に会ったりすると、「○号室の人・・・」なんて話が耳に入ることもあります。
クレーム含めて見ている人はよく見ているので、入居者の生活情報は意外と身近なところからオーナーの耳へ集まるのです。

トラブル① 長期宿泊

1週間以上泊まったら、それは最早住んでる!

どんな理由があれ、「二人入居不可」は複数人で住んではダメなのです。

よくあるのが、長期休暇中に兄弟・姉妹や友人が泊まりに来るパターンですね。
そして次に多いのが恋人

入居者の大半は、バレると「泊まりに来ているだけです」と言いますが、居続けた時点で同居なので、アウトなので、契約違反者確定です。

トラブル② 住んでから増えてもアウト!

最も多いのが「出産」。

「ペット可」の場合
外でタネ付けをされてしまった飼い猫が、出産して増えてしまうケース。
契約時が1匹だったとしても、住んでから増えたら契約違反です!
1匹のみ可」がルールの場合は退出命令が出る場合もある。また「1匹につき敷金1ヵ月増し」がルールの場合は、増えた分だけ敷金の追加支払いを求められます。

大半の入居者は開き直って「じゃあ捨てろというんですか!」なんて逆切れしてきますが、「増えた分を飼う・飼わない」ことと「ルールを破った罰則を受けること」は全く別の話。混ぜること事態図々しいってヤツです。
そんな可哀そうな選択をしたくなければ、最初からルールを破らなければいいだけのこと。

「二人入居可」の物件の場合

「二人入居可」でも、「子供不可」「二人以上不可」の場合があります。この条件は珍しい事ではないので、異性二人で住む場合は事前に契約条件をしっかり把握しておくことが大事です。
また、「子供可」でも住環境によっては近隣に学校が無く、「小学生以下なら可」という場合もありますので、事前に詳細を確認しておくことをオススメします。

当たり前ですが

契約時に条件クリアしていたらOKではありません。
そこに住んでいる期間中はルールを守って住む義務があるので、どんな事情があってもルール違反には処罰が下されますので、ルールは守ってほしいですね。