経費のおさらい
不動産を所有する場合、発生する費用は購入時だけではありません。
購入後から必ずかかる必要な費用もあります。
これは、区分マンションでも１棟マンションでも１棟アパートでも同じです。また、商業用でも居住用でも投資用でも用途関係ありません。発生する費用内容は用途によって異なりますが、何らかの費用は発生します！
投資用不動産の場合の必要費
① 固定資産税等の税金
②マンション管理費や修繕積立金
③火災保険や地震保険の保険料
④退去時に行うリフォームやクリーニング費用
⑤室内の設備修理等に要した費用
購入時に発生した費用及び購入後から発生する費用は必要費なので、確定申告時の経費として計上ができます。忘れずに計上しましょう。
不動産を買増すと出費も増える？
普通に考えて、保有物が増えれば維持費も増えるので出費は増えます。また購入時にローンを使う方が大半だと思うので、その分も出費として増えますね。
では、増やさない方が良いのか？そんなことはありません。区分マンションの場合は特に、買い増しをして保有数を増やさないと利益は出ませんので、定期的ねペースで増やしていく方が良いのです。
でも、誰だって出費が増えるのは嫌ですよね？そこで大事なのが満室維持なのです。
カラクリは簡単。いたってシンプル。
入居者が居る状態を保っていれば、おのずと安定して家賃収入は得られます。得た家賃収入で賄えば自身の懐を減らさずに各支払いができます。また得た家賃収入から経費を差し引いて残った金額が自身の利益になりますので、自身の生活費用だって支払えるようになりますし、貯金だってできるのです。
これが不労所得の醍醐味！といっても過言ではないでしょう。
それを実現するためには、空室を作らない！が必須条件です。
「稼働率＝エリア」が全てなのか？
そうとも言い切れません。
運用の稼働率を上げるためには直ぐ新入居者が得られる！エリアで購入する。これはとても大事なことですが、あくまでも大事なことの一つにすぎません。
「空室を作らない！」ということは、「長く住み続けて貰う！」のも一つの対策方法です。
ご自身でもそうだと思いますが、部署移動など止むを得ない限りは、住むのに快適な環境な部屋を解約しないと思いませんか？
「快適」と言っても人それぞれ基準は異なりますが、ある程度の条件は共通していると思いますので、自身にとって・・・を想像し、世の中の需要を考えると、何が快適なのかが判断つき易いと思います。
それを自身が所有する部屋へ反映させていくことが、「住み続けて貰う！」に繋がるのではないでしょうか。
