不動産投資の世界

不動産投資業界歴10年の知見を活かし、不動産投資のノウハウをブログで公開しています。

新ターゲットは留学生?

注目スポット「ベトナムタウン」

近頃、注目を浴びているエリアは「新大久保駅周辺」と「湯島駅周辺」。
新ベトナムタウンとして今、ひっそりと賑わっているのです。

山手線「新大久保駅」

元々はコリアンタウンとして賑わっていた街。
日本語学校が多く存在している「新大久保駅」は、主に韓国からの留学生が集まりました。
経済格差の大きい韓国からの留学生は、当時は歌舞伎町などで水商売を主体に働いていたため、終電を過ぎても歩いて帰れる、低家賃で住めるアパートが多い新大久保に住むようになったと考えられています。

ところが、コロナを機に韓国勢が去り、一時的に街の人口が減ったそうです。
そこにやってきたのがベトナムからの留学生。
留学生のほとんどが新大久保周辺にある日本語学校に通っているため、新大久保駅に住みながらバイトをしているんだとか。

今ではすっかり街はベトナムタウン
八百屋さんなど一見普通のお店でも店員さんはベトナム人が多く、ベトナムの食材や雑貨を販売するお店や、ベトナムの食事が楽しめる飲食店なども多く存在しています。

千代田線「湯島駅」

湯島と言えば湯島天神・湯島天満宮が有名ですね。
天之手力雄命の力(勝運・くじ運)と菅原道真の知恵(学問・合格)
のご利益がある湯島天神は、受験シーズンの今時期は参拝客で賑わうのです。

湯島駅周辺は、タイ料理をはじめタイタウンとしても知られている街ですが、実はひっそりとベトナムブームが起きているのです。
まだまだ店舗数は少ないけれど、ベトナム料理店や教会・CLUBなどがあり、ベトナム人と交流を求めてCLUBに通う日本人層も増えているそうです。

入居者あるある

国籍が違えば当然文化も異なり、俗にいう「普通」が存在しなくなりトラブルを招く原因になり易いのです。そのため昔から、留学生に貸したがらない大家さんは多いです。
今でも断る率は高いです。
アパートやマンションに住むという事は、建物に存在するルールを理解して住むことが前提なので、懸念するのは理解できます。ただ、理解せず我儘に住んで問題を起こすのは日本人も同じではないでしょうか。

保証会社を必須にすれば家賃問題は解決できますし、トラブル関係は管理会社に頑張って貰えば、運営上のストレスは回避できます。

他の大家さんが懸念して断っている層をターゲットにするのも一つの対策方法。
新しいターゲット層として考えてみてはいかがでしょうか。