不動産投資の世界

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めんどうな管理業務はプロに任せよう!

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賃貸管理業務はめんどくさい!

1棟マンション・アパートでも区分マンションでもビル・テナントでも、投資目的で不動産を所有するってことは当然、管理業務も行わなくてはならない。これが実にめんどくさいのです!

法律的な用語がビッシリ書いてある契約書や重要事項など、書類だけでも沢山ありすぎてうんざりします。

特に年明けから春は、入退室が激しい繁忙期シーズンです。
やれ入居審査だとかとか、退室後のクリーニングの手配だとか書類だのなんだの・・・と、吐き気がするくらいやることが沢山あるのです。
副業として始めた不動産投資なのに、賃貸管理業務に追われて主業務どころではなくなるほど時間が取られては、副業の意味が無いですね。
なのでココは頑張らず、多少お金を払ってでも丸っとプロにお任せするのが賢い方法です!

賃貸管理の業務内容はこんなにある

1棟不動産と区分マンションでは、所有している規模が違うので多少異なりますが、共通しているのは下記7つ

①入居者の募集
②入居者の審査や契約の締結
③賃料滞納時の徴収
④賃貸中に発生した設備故障
⑤近隣とのトラブル
⑥更新・退去の書類手続き
⑦退去時の立会いや費用の精算、原状回復の工事手配

①~⑦の業務は、あくまでも部屋に発生する業務だから、【①~⑦×部屋数分】発生する。

【1棟不動産の場合】
上記①~⑦に加えて、建物や設備のメンテナンス管理も入る。規模が大きい分めんどくささも倍増します!
とはいえ、外壁や排水管・エレベーターなど点検は、5年に一度・10年に一度はやりなさいよ!と法で決まっているので、めんどくさいからまた今度~なんてことは通りません。

劣化で破裂なんかしたら被害規模がゾッとする規模なので、ちゃんと法は守りましょう。

賃貸管理方法

①自己管理
②委託管理
③サブリース

①自己管理

その名の通り、大家さん自身が賃貸管理業務を行う管理方法です。
自身で管理する分コスト削減はできるし、入居者と直接コミュニケーション取れるのでニーズが把握できるけれど、メンタル面でガッツリもっていかれるので、あまりオススメではありません。


経験上、

初めての不動産投資で区分マンションを買って、自分で管理したいと頑張る大家さんを見てきましたが、結果「キィー!!」となってプロにお任せしているケースが多いです。
買った不動産に愛着を持つことは、大家さんとしてはとても素晴らしい心掛けで、是非!持ち続けてほしいですが、やはり専門家とは経験値が違うので、スムーズに処理するのは容易ではありません。処理が正しいのかすら判断が難しいと思います。
内装などのアイディアなど、管理業務以外でも大家さんの出番はあるので、頑張るところを間違えないように注意しましょう!

②委託管理

賃貸管理会社に管理業務を代行して貰う方法。パートナーを得ることになるので、不安も無く運用ができる一番オススメの方法です。
賃貸管理業務を全部委託、一部委託するのかは選択できるが、全部委託した場合は現場に自身で行かないで済むし、入居者審査なども管理会社が代行するので心理的な煩わしさもない!

委託内容や委託金額は、管理会社によって異なるので、しっかり相見積を取る方が良い。
購入した不動産会社が賃貸管理も行っていたり、提携している管理会社があったりするる場合があるので、ちゃんと相談した方が良いです!

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③サブリース

ちょっとややこしいですが、
大家さんと管理会社が賃貸契約をする。契約したその部屋を管理会社が第三者(一般入居者)へ賃貸(転貸)する方法です。
大家さんにとっての契約者はあくまでも「管理会社」。毎月の賃料は管理会社から受け取る仕組み。

事実上空室だったとしても契約者である賃貸管理会社から家賃は支払われるので、安定した家賃収入が得られる。且つ、空室に怯えなくて良いので心理的な煩わしさもない!
どの賃貸管理会社も行っているとは限らない管理方法なので、しっかり相談はしましょう。

注意

「②委託管理」と「③サブリース」どちらを選択した場合でも、管理会社から【報告書】はしっかり受け取りましょう!
確定申告などにも必要になるので、各部屋の賃料・メンテナンス費用などは書類に残しておくことが大事です!