不動の「コリアンタウン」
横浜駅と言われて誰もが頭に浮かぶのが「中華街」ではないでしょうか。それと同じくらい、「新大久保駅」と言えば、誰もが頭に「韓国」が浮かぶほど、「コリアンタウン」が定着しています。とはいえ、「新大久保駅」全部が「コリアンタウン」なのではなく、【新宿区大久保1丁目・新宿区百人町1~2丁目】が主に「コリアンタウン」エリアなのでお間違いなきよう。
ちなみに「百人町」付近は「コリアンタウン」になる前は、日本の音楽家が多く住み着いていたことから「楽器の街」と呼ばれていたそうです。
「韓国」の流行りはココから広まる!
日本国内の若者層で流行る「○○ブーム」が広がるスタート地が「原宿」なら、韓国の「○○ブーム」が日本国内に広がるスタート地は、この「新大久保駅」からと言っても過言ではないかもしれません。
韓国フードを始め、コスメやK-POPなどなど、韓国の様々なジャンルが楽しめる街。
街の雰囲気が、韓国人も驚くほど明洞(ミョンドン)に似ているそうな。
(韓国の明洞もとても楽しい観光スポットですよ♪)
朝も昼も夜も夜中も大盛況?
24時間営業している飲食店が多くあるので、コリアンタウンに訪れる客層は驚くほど幅広い。なんと!【カフェ】も24時間営業というから驚きだ。
なぜそんなに24時間営業なのか。新宿は大手企業が集まるエリートビジネス街でもあるが、「歌舞伎町」など夜の街でもある。コリアンタウンには、深夜から朝方にかけて夜お勤めしている方の多くやってくるんだそう。朝の5時とかに営業しているお店はそうそうないので、需要度は高いだろう。
道一本間違えたら大変!!
「百人町」は、うっかり道一本間違えても、左右の脇道で移動できない縦長の短冊状なので、あ!間違えた?って思っても、来た道をスタート地点までずーっと戻らないと隣の道には行けません。この道かな?と進む前に地図をしっかり見てから進むことをオススメします。
なんで縦長なのか?
歴史を辿ると、
徳川幕府が江戸の警護を固めるために、鉄砲同心という隊を始め百人隊を現在の百人町1丁目~4丁目の周辺に住まわせていたのが「百人町」という地名の由来。徳川が百人隊へ屋敷を与える際に町を短冊状に割り当てたので、それが戦後も残り今も残っているのです。
この先も人気が衰えないであろう「コリアンタウン」
恐らくこれだけ様々な人種からの需要があるので、今後もコリアンタウンの人気は衰えないのかなと思います。
コリアンタウンには外国人観光客も大勢訪れます。
「中野駅」並みに、すれ違う人すれ違う人の多くは外国人。
異国種交流の場としてはもってこいの不思議な街。
それほどこのエリアは、世界中から見ても魅力的な街ということなのでしょう。
韓国色一色なのかと思いきや、創業古きうどん屋さんや、昔ながらのthe銭湯も存在しているので、今後まだまだいかようにも発展していける街だなと思います。