不動産投資の世界

不動産投資業界歴10年の知見を活かし、不動産投資のノウハウをブログで公開しています。

投資用区分マンションのデメリット

f:id:torajr10:20220110163635j:plain

[:contents] 

デメリットは必ずある!

何度も言いますが、ノーリスクハイリターンな投資なんてありません!
大なり小なりデメリットは必ずあるので、これなら・・・と許容範囲内かどうかを事前に把握しておくことが大切です。

デメリット

①経済状況によって「人気のエリア」や「人気の条件」が変化しやすい。
②空室期間が長いと損失になる。
③売却時の値落ち、家賃相場が下がることもある。

①経済状況によって「人気のエリア」や「人気の条件」が変化しやすい。

駅前開発や路線の延伸や経済状況によって、「人気のエリア」や「人気の条件」が変化しやすい。
購入時「人気 № 1エリア・人気の条件」でも、10年後・20年後には、人気№2エリアになっていることもあるので、安心は禁物です。

投資目的で不動産を購入する場合、1年で売却する・・・なんて短期間目的で購入する人はほぼ居ないので、これから駅前を開発するエリアや、暫く賃貸需要が見込めるエリアなど、5年・10年先まで考えて物件を検討する方が良いです。

②空室期間が長いと損失になる。

区分マンションに限らずだが、「大家さん業」を成功させるコツとは、安定した稼働を長期間維持する事。

自身が購入した物件が、稼働回転がしっかりグルグル回る物件か否かが成功のポイントです!

たとえ退室されても短期間で次の入居者が決まる、退室しないで何度も更新して貰えることで、途切れることなく家賃収入を手にでき、ローンや税金・メンテナンス費用を差し引いても手元に利益が残せるのです。この利益を長期間生み出せると、大家さん業成功と言っても過言ではありません。

逆を言えば、退室率が高く、入居率が低い・・・稼働回転の悪い物件を購入してしまうと、本来家賃収入で賄うはずだったローンや税金が全部、自身の出費となるので、投資目的で買ったハズの物件がお荷物となってしまい、売却・・・なんて結果になりかねません。

③売却時の値落ち、家賃相場が下がることもある。

たとえ「新築」で買っても、一人住んでしまえば「中古」。
買って即時に売っても「新築」同等の値段では売れない。「中古」なりに値は落ちます。しかし、しっかりメンテナンスをして物件に付加価値をつければ、購入時と同等若しくはそれ以上の値段で売却できる可能性もある。希望は捨てずにしっかりメンテナンスをすることが大事です!

また、経済状況や賃貸需要の変化で、家賃相場も変動します。
エリアによっては、 経済状況や賃貸需要の変化の影響を受けて、家賃を下げざるを得ない場合もあります。下手にここで下げるもんか!と頑張ると、空室期間が長くなるだけなので頑張ることはオススメできません。

経験上、

頑張る人は沢山見てきましたが・・・悲しい結末が多いのです。
下げるもんか!と頑張った結果数か月も空室になり、諦めて家賃を下げた時には繁忙シーズンが終わった時で、1年近く空室になったケースもあります。
不動産投資はグルグル稼働させ続けることが肝!入居者確保を優先しましょう。フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー