大半の建物は、築5年までは入居者が決まり易いのです。逆に古くなればなるほど入居者が決まり難くなるのです。とはいえ建物も人間と同じで年を取りますし、相応の劣化もします。
建物が古いからこそ、入居者獲得するための工夫が必要なのです。
狭くてもいいから憧れな街に住みたい!
最近新宿に、若年層に人気で即満室になるコンセプト物件が続々登場してます。
そのコンセプトは「激セマ物件」!
新宿はほとんど遊んでる土地がないので、土地を仕入れるのにも苦労するエリアです。
古い建物もまだまだ多いので、取り壊しなどでようやっと土地を仕入れられたとしても、狭い土地しか手に入らないほど仕入れが厳しいエリア。そこで現れたのが「激セマ物件」というわけですね。しかも10世帯~12世帯あって、オートロック付きのマンション。
共通要素
・3帖~4.5帖1K+ロフト
・家賃込みこみで7万円台
・室内洗濯機置き場あり
築年は新築もあれば築2年の築浅物件もあります。
また、シャワールームとトイレが別になっている物件もあればシャワールームも無い物件もあるようです。
1部屋がホントに狭くて玄関明けたら即キッチン。キッチン付近にシャワールームやトイレなどが設置されている間取りもあり、部屋に向かう通路はトイレの扉1枚分幅しかない!という狭さなんです。
なぜその狭さで空室知らずなのか・・・。
未だに、一度は住んでみたい憧れの街「新宿」は健在なのです。
ただ新宿で駅徒歩圏内で7万円で住める新築物件なんて無い!と言っても過言ではないくらい家賃が高いエリアなのが現実。そこに込みこみ7万円台で住めるというのは、魅力的な物件なのです。
狭い部屋でもロフトがあるので寝床と生活空間をしっかり分けて使えますし、シャワールームとトイレが別になっているなんて夢のような間取りですね。しかもオートロック付きとセキュリティーも完備されているので、退室率も低くて、もし退室されても即入居者が獲得できる、回転率の速い優良物件だと思います。
何度も言いますが、不動産投資とは常に家賃収入を得てナンボの投資方法です。
ただ、一度住んだら一生退室することなく住み続ける入居者は、そうそういませんね。
そのため、如何に空室期間を短くするか・・・が大事なのです。