はじめるなら、1棟?それとも区分?
初めて不動産投資をする場合は、「区分マンション投資」をおススメします。
1棟の方が一度に複数部屋所有できるから、1室2室の空室があっても収入は得られるのでは?と思う方もいるでしょう? それは違います!
そもそも1棟の場合は、小ぶりなマンションであろうとアパートであろうと購入価格は高額です。また建物・敷地全体を所有するのが1棟なので、メンテナス費用も1棟全体にかかるから運用費用も高額です。資金に余力の無い方にはオススメはできません。
近隣の企業や大学に通う人を入居ターゲット層にする確率が高いので、移転してしまった場合は新たな入居者を見つけるのも容易ではありません。
空室知らずの安定満室稼働が維持できると1棟は強いけど、万が一のリスクの分散がし難いのが1棟不動産投資のデメリット。
どちらかというと、ベテラン大家さん向きの投資法です。
逆に「区分マンション」の場合は、1室だけなので購入価格も少額。
メンテナス費用も部屋部分のみだから少額。また、気になるエリアの1部屋だけ・・・と買い増しがし易いのも特徴の一つである。複数部屋を所有する場合は、購入するエリアを部屋ごとに変えれば、空室リスクを他の部屋で補填ができる。
空室を補填しながら色んなエリア調査ができるのが区分不動産投資のメリット。
新米大家さん向けの投資法です。
まとめ
1棟を!なんて欲張らずまずは区分から始めていき、10部屋を所有することを目標にして、1部屋ずつ計画的に殖やしていくのがオススメです。
10部屋まで購入したら半分の5部屋か6部屋を売り、3階建てくらいの小ぶりな1棟マンションを購入し、ちょっとずつ運用規模を大きくしていくのが理想的な運用方法です。