不動産投資の世界

不動産投資業界歴10年の知見を活かし、不動産投資のノウハウをブログで公開しています。

空室対策は情報とタイミングが大事

賃貸の繁忙期

だいたい12月~2月までが繁忙期で、余波で3月までバタつくのが賃貸のサイクルです。またこの時期は更新・退室でもバタつく期間なのです。
なぜなら、大半の入居者が年末から春の新学期に合わせて動いているので、当然更新の時期も12月~2月だし、更新しないで退室(引っ越し)するのも12月~2月になるのです。
大家さんにとっては、この時期にサクッと満室になって「2年(平均契約期間)安定稼働」を確保したい時期だと思います。

空室対策

空室対策と言っても方法は1つではありません

①人気のエリアに物件を買う
②ターゲット層を見直す
③室内をリノベーションする

など。

①人気のエリアに物件を買う

例えば、不動の人気を誇る「23区」内の中でもど真ん中を位置する新宿区界隈オンリーで物件を購入できれば、ある程度の安定稼働は見込めるでしょうが、例え狭い平米の1室でも価格がとても高いので、資金に余力がないと増やし続けることは難しいでしょう。

②ターゲット層を見直す

ターゲット層と一口に言っても狙う層類は多く、ターゲットによって購入する物件の広さや間取り・エリアも異なるのです。
例えば単身者をターゲットの場合だと、1R・1Kが平均間取りで、ちょっと広めで1DK。広さは20㎡前後くらいが多く、エリアはターゲットの年齢によって異なります。
情報収集力次第で、穴場狙いができるかもしれません!

③室内をリノベーションする

一番分かれるのが、バス・トイレ別or同室」と「洗濯機置き場が室内or室外」です。
どれだけ狭くても、また築年が古くても「バス・トイレ別」だったから契約になったという例は少なくありません。また室内洗濯機置き場が「室内or室外or無し」でも契約率は変わります。
1階や北側は入居者が付きにくいので、どの部屋よりも家賃が低い設定になっていることが多いのですが、1階や北側にしかない室内工夫をすることで、家賃を下げなくても入居者を獲得する事ができるのではないでしょうか。

タイミングは大事

人気のエリアに購入するにしても物件が世に出回り易い時期がありますし、穴場を狙うにしても情報収集に時間を要します。またリノベーションする場合でも工事期間は必要なので、繁忙期に乗り遅れないようにタイミングを見計らって動き出す事が大事なのです!