掲載されている物件が全てではない。
店舗やサイトに公開されている物件は、その不動産会社が持っている情報の一部にすぎません。
得ている情報の1割2割程度が公開物件で、8・9割は非公開物件のパターンが多いです。
公開されている物件の中に優良物件はゼロ件!とは言いませんが、ポータルサイトにも掲載されている物件は、誰でも知っている情報です。
誰でも知っている物件情報ということは、1番手の買い付けが既に入っていたり、価格交渉が難しい物件だったりする可能性もあります。
余談ですが、
1番手の買い付けが入っても「売り止め」にしないケースもあります。大半はローン審査が通たら「売り止め」になり、ポータルや自社HPから物件が消えますね。
また、売主様にも売れたい希望金額っていうのもあるし、いつまでに売れたい!なんて売却期限もあったりします。その状況によって売主様の動くスピードが大幅に変化しますね。
なぜ非公開物件があるのか?
「販売戦略」も理由の一つですが、売主様から広告掲載の承諾が得られないというのも理由の一つです。
後者の場合、主にポータルサイトへの物件掲載を大家さんは嫌がりますね。
売りたいのなら、物件情報を幅広~く公開した方が早く売れる・・・と思いますよね?
一概にそうとは言い切れません。
自分が住む「実需」とは違い建物を所有する「不動産投資」は、大家さんにとっては建物(若しくは部屋)自体の売買ですが、そこには入居者が存在するのです。
ポータルサイトサイトに、自分が住んでいるマンションが掲載されていたらどうでしょう?
また自分が住んでるマンションに、撮影目的で不動産会社のスタッフがとっかえひっかえ出入りしていたりしたら・・・どう思いますか?
あまり良い気持ちを持たない入居者は少なくありません。
時には入居者から大家さんへのクレームや、退室の要因になることもあります。
退室されては投資の意味がなくなるし、空室だと売却までのスピードも場合によっては落ちるので、大家さんとしては静かに速やかに売却したいという理由から、広告掲載を望まない売主様も多いのです。
まとめ
見えている分だけが物件情報の全てではないので、「無料」で参加できるもの・登録できるものは利用するのがお得です!
届くメールが増えるっていうだけで何も損はしてないので、使えるモノは上手に活用しましょう。