不動産投資の世界

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中古物件のデメリット

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デメリット

①建物の残耐与年数が短くなる

②売却が難しくなる
③修繕費(コスト)が発生し易い
 

①建物の残耐与年数が短くなる
耐与年数とは、食品でいうところの賞味期限。
中古は購入時点で築年数が経っているので、その分、運用期間が短くなります。

快適に過ごせますよーの期間である耐与年数は、購入時のローン審査や、経費を計上する際の減価償却費を行う場合に影響がで易いです。
ローン審査の場合は、残耐与年数があまりない場合は審査が落ちやすくなります。

また節税目的で購入しても、残耐与年数があまりない場合は減価償却費を行う期間が短くなるので、あまり節税ができません。
更に、耐与年数の期間があまりにも過ぎていると、建て替えも視野に入れる必要も出てきます。

②売却が難しくなる

建物の残存期間が短くなるということは、融資(ローン)にも影響が出てくるので、売却の際は苦戦するかもしれません。
利回りが高い分得る利益は【新築】に比べると多いので、売却を考えずに長期運用がオススメです。 

③修繕費(コスト)が発生し易い

築年数が経つという事は、当然設備も古くなり故障し易くなりますので、修繕費などがいつ発生してもおかしくはないのです。
購入時に設備の状態をよく調べ、どのタイミングでどの程度の費用が発生するかを想定しておくと良いです。

まとめ

購入して直ぐに建て替えや修繕が発生しては、出費だらけで意味がありません。
利回りばかりに囚われず、修繕の時期や費用なども把握したうえで購入する事をオススメします。