不動産投資の世界

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「利回り」ってナニ?

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「利回り」とは

利回りとは、投資金額に対する利子も含めた年単位の収益の割合のことを指しています。

【1棟不動産の場合】

(家賃+共益費)×世帯数×12ヵ月=年間家賃収入

       ↓↓

想定年間家賃収入÷物件の購入価格×100=収益割合(年利回り)

 

【区分不動産の場合】

※各部屋毎の利回りになります。

(家賃+共益費)×12ヵ月=年間家賃収入

       ↓↓

想定年間家賃収入÷物件の購入価格×100=収益割合(年利回り)

 


販売図面を見ると、「満室想定利回り」「想定利回り」「表面利回り」「利回り」「確定利回り」なんて表記がされてますよね?
何が違うのか・・・?

満室想定利回り

「想定利回り」「表面利回り」と表記はバラバラですが、満室想定利回りと同じです。
現在設定されている家賃と共益費を基にして、満室になった場合を想定した収益割合を指しているので確定ではないです。

確定利回り

主に1棟不動産が該当します。
①満室保証サービスが付いている物件を購入した場合(1回満室になったら解除される場合もある)
②企業様と一括貸し契約している場合
③賃貸管理会社とサブリース契約をしている場合

上記①~③の場合は、事実上「空室」があったとしても、大家さんにとっては「満室」なので、満室時の家賃収入を得ることができます。故に「確定利回り」となります。

reesinve.hatenablog.com

 

まとめ

販売図面に「利回り」と表記されている場合は、「満室想定利回り」と解釈した方が良いです。
後でガッカリしなくて済むので。

「想定」なのか「確定」なのかを明確にしないで表記する不動産会社は多いので注意が必要です。

 

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