改めて・・・覚えておきましょう!
不動産は土地でも戸建てでも、その所在地にはその物件1つしか存在しません。また区分マンションやテナントでも、その階のその方角の物件はそこに1つしか存在しません。
例えば「Aマンション・5階・南向き・角部屋」と言ったら、Aマンションの5階には1部屋しか存在しません。故に、不動産は早いもの勝ち!と言われています。
しかし、不動産投資は違います!早い者勝ちではなく賢いもの勝ちです!
あの手この手を使って如何に賢く節税などで出費を抑え、如何に手元に1円でも多く利益を残すか!が重要なのです。
不動産投資を購入するときの名義
投資目的で不動産を購入する場合は、必ずしも個人名義じゃなきゃダメってことはありません。
10室若しくは5棟以上の不動産を所有していれば、法人名義で購入することが可能です。
投資目的で区分マンションを購入し続ける場合は10室到達までは個人名義でしか買えないが1棟不動産の場合は10室以上の1棟を購入すれば、1棟目から法人名義で購入することは可能です。
法人名義と個人名義、何が違うの?
一言でいうと税制が異なります。
日本の税制では、個人の最高税率は約56%。(※所得に比例して税も高くなるので全員共通ではない。)
一方法人名義の場合、サラリーマンの投資家平均で「資本金1億円以下・所得800万円以下」で考えるとだいたい25~27%。
個人と法人の税制差が31か32%はあるってことですね。
これを知らないでずーっと個人名義で購入して利益を順調に出したとしても、税金でドーンと取られてしまいます。
節税対策ができるのが不動産投資のメリットの一つなのに、ドーンと取られては節税目的で投資した意味がありません!
これは大きな落とし穴なので注意しましょう。
誰でも法人名義で買えるの?
勘違いしてはいけない。誰でも法人名義にした方が得なわけではありません。
自己資金が1000万円以上→法人名義を頭の片隅に置いておいた方が良いです!
自己資金が1000万円以下→法人名義で購入してもあまり効果がないので、個人名義で購入をオススメします。
まとめ
最後にもう一度言います。
不動産投資は早い者勝ちではなく賢いもの勝ちです!
あの手この手を使って如何に賢く節税などで出費を抑え、如何に手元に1円でも多く利益を残すか!が重要なのです。