不動産投資の世界

不動産投資業界歴10年の知見を活かし、不動産投資のノウハウをブログで公開しています。

投資用1棟不動産のデメリット

f:id:torajr10:20220110172910j:plain

デメリットは必ずある

何度も言いますが、ノーリスクハイリターンな投資なんてないのです!
大なり小なりデメリットは必ずあるので、これなら・・・と許容範囲内かどうかを事前に把握しておくことが大切です。 

デメリット

①初期費用が高額
②運用コストが高額
③売却が区分マンションほど容易ではない

 

①初期費用が高額

当たり前ですが・・・

1棟マンション・アパート・ビルの投資とは、建物と敷地を購入することになるので、不動産の購入金額は数千万円~数億円と、区分マンションを購入するより遥かに高額です。
自己資金に余力が無い人にはオススメしていません。

②運用コストが高額

購入後にかかる費用の中に、「メンテナンス費用」があります。
区分マンションの場合は部屋のみのメンテナンスで良いけど、1棟不動産の場合はそうもいかないです。

■建物全体
・外壁
・配管含む共有部設備全般
・各室内
■敷地内
・植木や雑草
・ゴミ

などなど・・・建物内外・敷地の全部を管理する必要があります。
配管やエレベーター・外壁・共有通路などは定期的にメンテナンスをする義務が発生するので、費用は区分マンションの非じゃないくらい高額です。 

③売却が区分マンションほど容易ではない

万が一があった時に、即現金化できる保険として購入するには不向きなのが1棟不動産デメリットです。
売却をせざるを得なくなった場合、所在エリアにもよるが、区分マンションほど簡単ではないです。

新たに買う人にとっても高額な買い物なので、自分がそうであったように、パッと見て即決で「買う!」にはなりません。当然、検討期間も長~いのです。

故に、生命保険変わり目的で購入をするなら、区分マンションが最適です!